実際に美容部員を経験している方に、仕事内容や待遇を聞いてきました!
美容部員への就職や転職を考えている方に有益な体験談なので、ぜひ参考にして見てください!
特に職業の本音トークが知りたい方はぜひ読んでみてください!
この記事でわかること
- 美容部員の実体験に基づく仕事内容
- 美容部員の年収
- 美容部員の仕事はきついか
- 美容部員の将来性
- 美容部員をこれから目指す人へのアドバイス
今回話を聞いた方はこんな方です。
性別:女性
年齢:34
業種:その他
業種:販売
月間残業時間:40時間
会社規模:2000~
上場について:東証一部
当サイト『キャリエンス-Webで職業体験』について
「この職業が気になっているんだけど、実際にどんな仕事しているかいまいちわからない」
「転職を考えているけど、この職業ってきついの?残業時間は?」
「この職業に将来性はあるの?」
とお悩みの方向けに「実際にその職業に従事していた方のリアルな体験談」のインタビューをまとめたサイトです。
あなたが自分にあった職業を選択できるように、ぜひ活用してください。
美容部員の仕事内容
美容部員の仕事内容
店頭でカウンセリングや施術をしながら化粧品を販売します。
入社後に本社で研修を受け一通りの知識がついたら配属先に行き、来店されたお客様の悩みを伺いながらカウンセリングをし、テスターを使い施術をして満足をしていただき購入に繋げます。
購入後は顧客名簿を作り定期的に手書きでセールの案内をお送りします。
接客以外の時間は商品の発注作業や売り場のディスプレイ作り、最終来店日から規定の日数が経った顧客の個人情報の削除、店舗のノルマを達成する為に打ち出すイベントの打ち合わせなどをエリアマネージャーとします。
月に一度、本社へ行き新商品のセミナーを受けます。

美容部員は美容に特化した販売職だね。
通常の販売職よりも、顧客に対してのセールス色が強いのが特徴だね。
新商品に関する情報なども知識の要求度もたかそうだし、販売職のなかでも大変な部類なんじゃないかな?
これまで手がけた仕事
自社化粧品の販売、ドラッグストア内の売り場作り。
年収
250万円(月収18万円)
美容部員に向いている人
美容に興味があり人と関わることが好きな人に向いています。
大手ドラッグストアや百貨店に配属されると他メーカーの美容部員やストアに勤めている方たちとの人間関係もあるので、コミュニケーション能力が高い方に向いています。

必要なのはコミュニケーション力と美容知識だね。
持っている資格
入社時には必要ありませんが、入社後に社内検定があります。
良いところ、やりがい
深刻な悩みを持ったお客様が自分のカウンセリングで購入をしてくださった商品で、悩みが解消されたと笑顔で報告に来てくれるときと、自分が手がけたディスプレイに足を止めて商品を手に取ってくれるときはとてもやりがいを感じます。

顧客と直接やり取りする系の職業は、ダイレクトに反応が見えるところにやりがいを感じる人が多いね。
悪いところ、きついところ
・毎月リリースされる新商品の勉強に頭が追いつかない
・異動になると配属先ごとに独自のルールがあるので馴染むまでが大変
・シャンプーや化粧品などの液体を運ぶので意外と体力仕事
・大型店に配属されると終電まで残業するのが珍しくない
・8連勤が珍しくない

ガチ目な体験談がきたね。新商品の勉強が必要なのは、美容部員である限り避けるのは難しいだろうね。
けっこう意外だったのは、大型店に配属されると終電まで残業が多いという点や、8連勤が珍しくない点。
会社にもよるだろうけど、支店が多い形態のビジネスはローカルルールや、残業の多さなどが店舗によってまちまちなのが辛いところ。
会社選びの際は、この辺のケアに力を入れている企業がいいんだろうなぁ。
美容部員の将来性
少ない給料でサービス残業をたくさんしても、美容部員から本社勤務に昇格できるのはほんの一握りです。
もっと条件がよく女性でも出世しやすい職業はたくさんありますし、国家資格が取れるわけではないので将来性はないと思います。

販売職に共通する問題点だね。
キャリアアップが難しく、技術・専門職に比べると昇給も難しい。
昇格には数字も求められるだろうけど、それも配属先店舗にかなり依存してしまうなど、けっして働くメリットの多い職業ではないと思うよ。
美容部員で生きていく!のであれば早い段階からエリアマネージャや本社勤務など、企業内でおいしいポジションへの昇格を狙って行った方がいい。
でも、一度他の職業も視野に入れて見てみたらいいと思うよ。
会社選びで重要視するところ
休日をしっかり確保できるか、残業代はしっかりもらえるのか、昇格するためのステップが明確か。

会社入る前に昇格するためのステップをしるのはけっこう至難の技だと思うけど、僕も会社選びをする場合は気になるのがここ。
最近は残業時間をアピールポイントにしている会社が多いから見分けがつくんだけど、昇進するためのステップまで開示している企業はごくわずか。(日本の人事制度って、年功序列、もしくは企業側にしかメリットのない成果主義が多い。降格はしやすいのに、昇格には年数縛りがある、みたいな企業が多いイメージ)
思い切って面接で聞いてしまうのも手だね。すくなくとも僕の場合は「昇格に年数しばりがあるか」は聞く。人事制度に年数縛りがある企業にだけは絶対に入りたくないだよね。(年数縛りがある=成果で判断ができない企業ってことだから僕は好きじゃないよ)
美容部員を目指す人へのアドバイス
美容の知識は一度勉強しておくと一生ものですので、一度は経験をしても良いと思います。
女性中心の職業なので産休や育休については制度がしっかりとしているので結婚をしてからも働きたいと思っている方にはおすすめです。
しかし、一人でも生活ができるようにキャリアを積みたい方は他の道を選択した方が賢明だと思います。

これすごいためになる情報だね。僕が補足を入れる必要がないくらい、体験からくるリアルなアドバイスだなぁ。