実際に地方公務員を経験している方に、仕事内容や待遇を聞いてきました!
地方公務員への就職や転職を考えている方に有益な体験談なので、ぜひ参考にして見てください!
特に職業の本音トークが知りたい方はぜひ読んでみてください!
この記事でわかること
- 地方公務員の実体験に基づく仕事内容
- 地方公務員の年収
- 地方公務員の仕事はきついか
- 地方公務員の将来性
- 地方公務員をこれから目指す人へのアドバイス
今回話を聞いた方はこんな方です。
性別:男性
年齢:53
業種:その他
月間残業時間:50時間
会社規模:2000~
上場について:非上場
当サイト『キャリエンス-Webで職業体験』について
「この職業が気になっているんだけど、実際にどんな仕事しているかいまいちわからない」
「転職を考えているけど、この職業ってきついの?残業時間は?」
「この職業に将来性はあるの?」
とお悩みの方向けに「実際にその職業に従事していた方のリアルな体験談」のインタビューをまとめたサイトです。
あなたが自分にあった職業を選択できるように、ぜひ活用してください。
地方公務員の仕事内容
地方公務員の仕事内容
地方公共団体が地方自治を遂行する上で、発生する行政上の手続き事務を中心に行います。
地方公務員になると、おおむね3年前後でさまざまな業務を経験することになっています。
私の場合、公立病院の経理事務や税務事務所での徴収業務を経験しました。
ここでは、徴収業務のことを具体的に紹介すると、仕事の内容は簡単に言えば、税金を納付期限までに支払わない地域住民に対して、さまざまな手段を用いて納税に導いていくという業務です。
メインとなる手段は電話に よる交渉です。
相手が嫌がる程度まで電話をかけるよう求められました。
徴収業務と言えば財産の差押えを想像される方もいるでしょうが、それはあくまでも最後の手段でした。

公務員は3年で移動ってよく言うよね。
これまで手がけた仕事
経理事務や税金の徴収
年収
500万円(月収23万円)
地方公務員に向いている人
ずばり法律に詳しいことです。とくに民法の知識が豊かであると とても向いているのではないでしょうか。
それ以外では、法に対する、論理的な思考能力を、きちん兼ね備えた方も、なお一層有利だと感じました。
法学部出身者は重宝されるでしょう。

はえー。法学部出身者が重宝されるのはしらなかったなぁ。
良いところ、やりがい
税金の徴収業務に限っていうなら、自分の日々の仕事の成果がダイレクトに数字という結果となって現れるということです。
自分が担当する滞納案件の件数がだんだん減っていくということです。
地方公務員は、とかくチームプレイが要求されますが、徴収業務は全然違っていたところが良かったです。
悪いところ、きついところ
経理事務にしても、徴収業務にしても自分が担当する案件がとても多いということです。
残業がないのが例外という感じでした。
徴収業務は滞納者とのハードな交渉をしなければいけないもあり、大変なストレスを感じました。

まぁ公務員はけっこうブラックなところ多いって言うもんね…結局は場所しだいで、それも3年間ごとにランダムだから、いつブラックな職場になるかわからなくて怖いって僕の知り合いの地方公務員も言ってる。
その人は司書なんだけど、そこは割と楽だってさ。
地方公務員の将来性
自分が残業したすべての時間に残業代が支払われていないことからいえることですが、働く人間を消耗させる職業です。
将来性は疑問です。

サビ残かぁ….
会社選びで重要視するところ
自分が生まれ育った地域に、直接貢献できる職業に就きたかったのが、会社を選ぶ最重要ポイントでした。
地方公務員を目指す人へのアドバイス
法律に詳しくなるということが第一条件ではないでしょうか。
地方公務員の仕事に直接役立つかどうかわかりませんが、司法書士や行政書士試験を受けてみるというのもよいことだと思います。
それから、几帳面に文書を作成したり、パソコンでデータ入力できるよう前もって訓練するのもよいと思います。

公務員のブラックの片鱗をみた気がするね。そういう裏側みたいな部分もちゃんとわかったうえで目指そうね。民間ならスキルあればいくらでも転職できるけど、公務員はそうはいかないから注意しよう。