実際に生産技術エンジニアを経験している方に、仕事内容や待遇を聞いてきました!
生産技術エンジニアへの就職や転職を考えている方に有益な体験談なので、ぜひ参考にして見てください!
特に職業の本音トークが知りたい方はぜひ読んでみてください!
この記事でわかること
- 生産技術エンジニアの実体験に基づく仕事内容
- 生産技術エンジニアの年収
- 生産技術エンジニアの仕事はきついか
- 生産技術エンジニアの将来性
- 生産技術エンジニアをこれから目指す人へのアドバイス
今回話を聞いた方はこんな方です。
性別:男性
年齢:40
業種: メーカー系(電気・電子・機械系)
業種:その他でない
月間残業時間:25時間
会社規模:2000~
上場について:東証一部
当サイト『キャリエンス-Webで職業体験』について
「この職業が気になっているんだけど、実際にどんな仕事しているかいまいちわからない」
「転職を考えているけど、この職業ってきついの?残業時間は?」
「この職業に将来性はあるの?」
とお悩みの方向けに「実際にその職業に従事していた方のリアルな体験談」のインタビューをまとめたサイトです。
あなたが自分にあった職業を選択できるように、ぜひ活用してください。
生産技術エンジニアの仕事内容
生産技術エンジニアの仕事内容
自社の商品を生産する設備の開発と工場への設置、立ち上げを行う職業です。
新商品や商品の設計変更に対して、設備に要求される仕様を検討し関連部署と打ち合わせを行い決定します。
その後CADで機械設計し図面を作図、または設計仕様を決めて設計会社へ設計依頼、場合によっては仕様だけ決めて設備メーカーへ設計製作依頼をします。
図面が完成したら購買経由で競合見積もりを取り、各社の価格、納期、使用詳細を比較検討して発注先を選定し発注。
設備が完成したら発注先の工場へ検収に行き、機能確認します。
合否判断し合格であれば社内の工場へ出荷。
工場へ設置、配線し工場で生産できるまで試運転を行い製造現場へ引き渡します。

生産技術エンジニアは工場の中で働くケースと、工場以外で上流工程を行うタイプがある。この人の場合は、上流工程よりの業務内容だね。
これまで手がけた仕事
社内の生産設備(自動車部品系)の開発、立ち上げ
年収
750万円(月収50万円)
生産技術エンジニアに向いている人
機械設計のスキル(CAD)が必要です。
電気制御、IT、製造現現場、生産管理、プロセス設計、調達など社内部署やから社外の設備メーカー、部品メーカーなど幅広くコミュニケーションを行い設備仕様をまとめられるコミュニケーション力を持ち、と設備仕様に関するセンスがある人が向いています。

年収が高いだけあって、レベル高いこと要求するじゃん。つまるところ、現場から上流、社内外でのコミュニケーションといった、生産工程をつくる全部が必要ってことだよね。
持っている資格
機械・プラント製図CAD作業2級 保全技能士2級
良いところ、やりがい
生産設備の開発から量産開始までは少なくとも1年程度、場合によっては数年かかり、泥臭くとても苦労しながら推進しますが、それだけに自分の立ち上げた設備で生産された商品が世の中に出た際に感動し、やりがいを感じます。

数年単位のプロジェクトが成功したらめっちゃ気持ち良さそう。
悪いところ、きついところ
各部署から言いたい放題要求され、設備仕様に全てを盛り込むことは不可能なので結局出来上がってから、「俺の言ったことが反映されていない」とか、「不具合だ」とか各方面から言いたい放題言われます。
でも、結局実際に図面にして実現できるのは自分だけなのであまり気にせずそれよりも自分の意見を通すことをこころがけています。

まぁ絡む部署が多ければ多いほど、全部を拾うなんてことはできないからね。しかもだいたいそういう文句を言う人って、大局が見えてない人だから僕も気にしないようにしているかな。もちろんもらった意見は真摯に受け止めるけど、ある程度「これはノイズだな」って割り切らないとやってられない。
仕事で文句を言われないってのは、ほぼなんもしてないからなんだよね。なにかを成すなら必ず文句は言われるよ。
生産技術エンジニアの将来性
ものづくりがある限り無くならない職業で、業界問わず通用するので将来上向きも下向きも無く安定していると思います。

この仕事内容だと、軌道にのれば安泰に見える。専門性が高い職業はそういうところが強いところだね。
会社選びで重要視するところ
将来性のある商品を世に出していける会社かどうか
生産技術エンジニアを目指す人へのアドバイス
CADで機械図面を書く練習をひたすらしましょう。
あとは、様々な産業の展示会に行ってみると必ず生産設備がズラリとあるのでとにかく見に行くだけで勉強になり、自分がやりたいことがわかってくると思います。
海外に工場があることも多いので英語も勉強できるとなお良いと思います。

全体的に論理的かつ具体的だったのですごいためになったよ!生産技術エンジニアを目指す人はぜひ参考にしてみてね!