実際に社会保険労務士を経験している方に、仕事内容や待遇を聞いてきました!
社会保険労務士への就職や転職を考えている方に有益な体験談なので、ぜひ参考にして見てください!
特に職業の本音トークが知りたい方はぜひ読んでみてください!
この記事でわかること
- 社会保険労務士の実体験に基づく仕事内容
- 社会保険労務士の年収
- 社会保険労務士の仕事はきついか
- 社会保険労務士の将来性
- 社会保険労務士をこれから目指す人へのアドバイス
今回話を聞いた方はこんな方です。
性別:男性
年齢:37
業種:サービス系
業種:ー
月間残業時間:20時間
会社規模:0~10人
上場について:非上場
当サイト『キャリエンス-Webで職業体験』について
「この職業が気になっているんだけど、実際にどんな仕事しているかいまいちわからない」
「転職を考えているけど、この職業ってきついの?残業時間は?」
「この職業に将来性はあるの?」
とお悩みの方向けに「実際にその職業に従事していた方のリアルな体験談」のインタビューをまとめたサイトです。
あなたが自分にあった職業を選択できるように、ぜひ活用してください。
社会保険労務士の仕事内容
企業の成長には、お金、モノ、人材が必要とされておりますが、社労士はその中でも人材に関する専門家であり、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として、業務を行っております。
社労士は、企業における採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなど、業務の内容は広範囲にわたります。
引用元:全国社会保険労務士会連合会
https://www.shakaihokenroumushi.jp/about/tabid/203/Default.aspx

いわゆる社労士のことだね。
とても業務範囲が広かったので、ちゃんとしたサイトからどんな仕事か引用したよ。
企業の中で、労働者に関わるものの何でも屋さんみたいなイメージだね。
社会保険労務士の仕事内容
企業の顧問としてアドバイスをしたり労働社会保険の手続きや年金相談等
企業が抱えている問題点について相談を受けた時は迅速に解決策を提案して解決に導くという事をしています。
また新しく社員を採用した場合は辞めた時の労働社会保険の手続きを行ったりしています。
個人のお客からは年金の相談を受けてどのようにして年金を請求すれば良いかといったアドバイスや障害年金の請求の手続きの代行を行ったりしています。
また給料計算も代行したりしています。
それでスムーズに労働社会保険の手続きができるようにしています。

仕事の携わり型としては顧問のような形態になることがほとんどかな?
企業は顧問契約しておいて、それで何かあったら社労士に相談、みたいなバイブス。
個人に対してもやることがあるのは知らなかったよ….
これまで手がけた仕事
年金相談、給料計算、労働社会保険の手続き代行
年収
250万円(月収20万円)
社会保険労務士に向いている人
必要なスキルは営業力が必要になってきます。
それがないといくら資格を持っていても仕事自体がないのでゼロからのスタートは大変です。
また明るい人柄の方が向いているというのはあります。
人の専門家なのでそこは大事です。

昔と違って、今は社労士が余っているみたいだね。弁護士なんかもあまってるって言うし大変だなって。
サラリーマンというより、フリーランスっぽい働き方にどうしてもなってしまうので、供給過多であれば他よりも優位性をださなければならないし、実績や能力と合わせて、営業力も必要になってくるんだろうね。(普通のサラリーマンは事業部門は営業力がいらなかったりするから、ある意味甘やかされているけど、こういう形態の職業だと自分で全部やらないといけない)
持っている資格
社会保険労務士
宅建士

社労士+別の資格のダブルライセンス自体は割と多いみたい。
ただ、社労士と宅建だと範囲がまったくかぶらないから取得は大変そうだね。
社労士はサラリーマンとして働きながら、独立のために取得する人がけっこう多いみたいだけど、社労士自体がとても独学だと難しい資格だから、二兎追うものは一兎も得ずにならないように気をつけようね。
良いところ、やりがい
顧客が増えていけば毎月安定収入が増えていくのでその点は他の士業よりは決まった収入が入りやすいというのがあってそこはやりがいを感じられるというのはあります。
また人から感謝される仕事なのでその点もやりがいはあります。

顧問契約ってこれが強いよなぁ〜時間給になるわけじゃないから、複数企業と顧問契約してベースを積み上げていく感じ。
悪いところ、きついところ
雑務が中心になるので地味で面白くないというのが正直良くないと思いました。
かっこいい仕事とは違うのでそこは思ったよりもきついと思ってしまうかもしれないです。
また急に企業から悩みを持ち込まれる事が多いのでその対応も大変です。

意外と、その職業面白みって情報は重要だと思うんだよね。
僕は雑務とかやるの苦手タイプだし。
社会人経験がない人は、給料もらえれば耐えらえるって思うかもしれないけど、わざわざ自分が楽しめない職業につくメリットなんて一つもないからね。もちろん稼ぐために我慢が必要なのが仕事ってもんだけど、自分から積極的にそういう職を選ぶのはちょっと違うかな。僕の経験上めちゃくちゃ会社辞めたくなるからそれ
社会保険労務士の将来性
企業にとって有益なサービスを提供できるなら将来性はあります。ですが、そう思わせる事ができないなら厳しいです。
雑務だけやっていても需要が見込めないからです。
なのでどれだけ企業の悩みを解決できるかが大事です。

社労士って難易度が高い試験を突破した後に、すでに社労士で実績を積んでいる人たちのなかで勝負する。しかも供給過多で。
ってまとめると、けっこう気合い入れていかないと厳しそうだね。自分のスキルアップにつながる仕事を取りに行こう!とか、この仕事は安くてもとったほうがいい、逆にこの仕事は短期的においしいけどとらないほうがいい、とか、ある程度自分のキャリアに対して戦略を立てて望まないと先がなさそう。
社会保険労務士を目指す人へのアドバイス
これから社会保険労務士を目指す人は自分は提案力があって、企業にとって頼りになるパートナーになる自信があるという人でないと厳しいです。
そこをしっかり自覚して資格だけ取ってなろうとしてはいけないです。
なので資格を取ったら仕事があると思ってはいけないです。

経験者が言う重みのある言葉だね。資格さえ取れば「しぇんしぇ!」と客がわんさか寄ってきた自体は過ぎ去って、資格を取った先にさらに大きな戦いがあるわけだ。正直、ただの雇われサラリーマンの5000倍くらいつらそう。